上座・下座に関するビジネスマナー

ビジネスにおいて守らなければならないことのひとつに「席次」があります。
座席や立ち位置の並び順のことを指す席次には目上の方への敬意の意味が込められていて、
とても重んじられています。
席次を間違えて非常識な人だと思われないように正しい理解を身につけましょう。

上座・下座を意識しよう
目上の人やお客様が座る席を上座(かみざ)、
目下の人や接待する側が座る席を下座(しもざ)といいます。
上座の方がより安全で心地よい席であると覚えておきましょう。
応接室、車、エレベーターにも上座・下座があります。上座は「奥の席」ともいうので、
お客様に上座を進める際は「奥の席にどうぞ」と声をかけるとよいでしょう。

上座と下座の位置を知ろう
基本的に出入り口から遠い席が上座です。逆に出入口に最も近い席が下座です。
ただし、窓があるような席の場合、
よい景色を楽しんで欲しいという気持ちから、窓に近い席が上座となります。
また和室の床の間のように掛け軸や絵画、飾り棚がある場合はそれらに近い方が上座です。
長椅子と肘掛け椅子がある場合は長椅子が上座であることも覚えておきましょう。