ビジネスでは常に聞き手で!?

コミュニケーションは、聞き手と話し手の双方から成り立っています。
うまい聞き手の人は、相手の話していることをきちんと理解し、適切な反応をすることで、
うまく話のゴールへと導くことができます。
時には聞き手に徹することで、信頼を生むこともあるのです。
就職活動時の説明会で必死になって相槌を打っている学生をよく見かけますが、
あれでは聞き手になっているとはいえません。
相槌にも適切なタイミングがありますし、聞いています!と意気込まれると、
話し手は引いてしまうものです。
話を聞く時は、適度に相手の目をみながら、軽く相槌を打つ程度でOK。
聞けるけど反応が返せない……という人は、
頭の中に常に「ハテナマーク」を掲げておきましょう。

瞬時に相手の話を細かく分析し、質問できるところはないかな~と探っていきます。

また、「ミラーリング」という技法もありますよね。簡単に言うと「オウム返し」です。
相手が言った言葉を同意の気持ちも込めて、
こちらからももう一度伝えてあげるというスキルです。

A「今日、仕事でミスっちゃって……」
B「ミスっちゃったんですか~!」

といった感じに。

聞き上手はビジネスだけでなく、プライベートの上でも信頼を得やすい存在です。
普段から自分が話すだけでなく、相手が言いたいことをうまく聞き出す、
ということを意識してみるのも練習になるかもしれません。